多動性障害

「言葉が遅いのは多動性障害という病気のせいかもしれませんよ。」とチュラ大で日本語を教えている患者さんから指摘がありました。
調べておいて悪いことはないので病院へ。
ここは病院の小児科の待合室で子供の遊び場が用意されている。
日本の病院ではまずないな。
ちょっと小さな遊園地みたいなもの。

明日香は目ざとく見つけて遊び始めました。
病院に来た緊張感なし。


塗り絵でも遊べます。
こういった設備があるのは患者さんサービスとしていいことなんだけど、順番が来て呼ばれても明日香はまだ遊びたいとお医者さんのところに行こうとしない。お医者さん待たせるのはいけないと無理に明日香を抱えて連れていったけど大泣き!
泣き顔でお医者さんと対面でした。

多動性障害とはなんぞや?
注意欠陥・多動性障害は多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害の一つと言われているが、DSM-IV-TRでは行動障害に分類されている。じっとしている等の社会的ルールが増加する、小学校入学前後に発見される場合が多い。一般に遺伝的原因があるとされるが、他に適当な診断名がなく同様の症状を示す場合を含む。なお「注意欠陥・多動性障害」はDSM-IV-TRによる正式名である 注意力を維持しにくい、時間感覚がずれている、様々な情報をまとめることが苦手などの特徴がある。日常生活に大きな支障をもたらすが適切な治療と環境を整えることによって症状を緩和することも可能である。脳障害の側面が強いとされ、しつけや本人の努力だけで症状などに対処するのは困難であることが多い。

お医者さんの診断
少し多動性障害があるかもしれないとのこと。とにかく「かまって」やらないといけないらしい。テレビを見ているときはおとなしいので親は楽だけど、テレビを見るにしても一緒に見て画面のできごとについて明日香にあれこれ話しかけないといけないとのこと。話しかけてかまってやること。だって。
けっこう相手するのがたいへんな子だけど、もっと手間かけないといけないということか。今日から疲れ倍増だな。

他でこんな記事がありました。

メディアの影響もありADHD(注意欠陥・多動性障害)の認知度が高く、ADHDを疑って受診する患者数も多いアメリカでは、現在18歳未満の子ども450万人以上がADHDの診断を受けていますが、そのうち100万人近くが誤診である可能性が高いことが明らかになりました。日本でも取りざたされ始めた感のあるADHDですが、アメリカ同様の誤診が発生する可能性を考えると、決して対岸の火事とは言えないようです。

けっこう誤診が多いとな。治療として脳に作用する薬を出すらしいので慎重にしないと。
だいたい内科の診断では80%ぐらいは誤診らしいから。